アカイブログ

特撮とマーベル好きのブログ、最近はマーベル成分多め

ウルバトフォトストーリー 1「怪獣墓場での邂逅 」

「クソッ、次から次からへと…!」

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ここは怪獣や星人達の魂が眠る場所、怪獣墓場

ウルトラマンゼロは今正に、ダークキラーの操る怪獣達との攻防を繰り広げていた。

元々ゼロの目的はここ最近怪獣墓場で観測される異常な数値のマイナスエネルギーの調査であった。

しかしそこに居たのは闇の粒子と化した嘗てのウルトラダークキラー、彼はウルトラ戦士に倒された怪獣達の眠るこの地に目をつけた、怪獣達の怨念を蓄えることで再び実体化、ウルトラ戦士へのリベンジを企んでいたのだ

食い止めるべく応戦したウルトラマンゼロであったが次々と襲いかかってくる無数の怪獣達に、最早満身創痍の状態であった

(怪獣墓場は最早奴のテリトリーだ、ウルトラサインを送る隙もない、このままじゃやられちまう…!)

絶体絶命のゼロにダークキラーが叫ぶ

ウルトラマンゼロ…貴様をただ消すだけではつまらん、面白いモノを見せてやろう…!」

その言葉を合図にゼロの周りを囲んでいた怪獣達は上空へと集まると巨大な黒い渦化した、やがてそれは二つに別れると2体の巨大な怪獣となりゼロの前に降り立った
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「冗談だろ…どうやら俺を徹底的にぶっ潰すつもりらしい」
ゼロの顔が歪んだ、現れたのは究極超獣Uキラーザウルスに超合体怪獣グランドキング

いずれもウルトラ兄弟を苦戦させた正に最凶最悪の怪獣だ

「奴らは私と同じくウルトラ戦士の執念から生まれたの者、怨念の力の前に滅びろゼロ!」

「冗談じゃねぇ!そんな幽霊如きにやられるゼロ様じゃ…グッ…」

ゼロが膝をつく、闇のエネルギーを受けた無数の亡霊達との戦いを経て今ゼロに戦えるだけの力は残ってはいなかった

「俺はまだ…終われねぇ…」

ゼロの闘志はまだ消えてはいないがその体は意識を保っているのでやっとだ

やがて二大怪獣がゼロを標的に襲いかかろうとした、その時だった

「情けないぞゼロ!こんな亡霊相手にその様とは貴様とは…それが俺様を倒したウルトラマンか?」

「…!」

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目の前の光景にゼロは目を疑った、それ決してあり得るはずのない光景だからだ

だが今、ゼロの目前に、彼は立っていた-

「フッ…こいつは幻覚か?」

「戦えないならそこで寝ていろ、後で俺様があの世に送ってやる」

「…ハッ!バカ言うんじゃねぇ!怪獣退治は俺の、いや…「ウルトラマン」の仕事だ」

彼の言葉にゼロも負けじと切り返す、満身創痍の体はいつの間に力を取り戻していた

「何故お前がここにいるかは知らねぇが…奴らと戦うつもりなら付き合ってもらうぜ?」

「フン、足を引っ張るなよ…?」

「それはこっちのセリフだ、行くぜ…ベリアル!」

ゼロとベリアル、二人が初めて拳を交えたこの場所で、決してあり得ることのなかった奇跡のタッグが今誕生した…

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どうも、こちらでは初めての方も多いと思います、レッド(@red_3000love)と申します

今回はウルバトフォトストーリーと題しましてをジオラマモード使用したストーリー物に挑戦してみました

一周年を期に遂にウルバトに実装されたベリアル、「こいつで何か撮りたい!」と考えてるうちにいろいろ構想が浮かんできてしまい…ひとつのストーリーにして今回記念すべき1回目の投稿にさせていただきました。

時系列としてはギャラクシーファイトの少し前、この時復活を阻止されたダークキラーがトレギアと結託し本編へ…という感じでしょうか

1とナンバリングを打ちましたがまた気が向いたら投稿したいなと思います、普通にジオラマ写真もあげていきたいですね

長くなりましたがこの辺で、これから時々投稿していきたいと思うのでよろしくお願いします

では!